私が、小説に触れたの年は、中学生の頃だった。姉が、パールバックの”大地”をもっていたのを借りて読んだ。又、太宰治の”人間失格”を読んだが、その頃はさっぱり理解できなかった。その後、小説を読むことから離れたが、25歳頃司馬遼太郎の”竜馬が行く”を読んで、司馬の大ファンになり彼の小説を80%以上読み込んだ。彼の作品は、所謂鳥瞰的な目で、歴史上の人物を分析するそうだ。だから彼の作品は、”義経”に始まり、ほとんどが歴史上のその時代にある役割を果たした人物を主題にしている。戦国時代では、信長、秀吉、家康等、幕末末期には、坂本龍馬、高杉晋作等、明治期には、西郷隆盛、大久保利光等である。そして彼の作品の中で、数十回読み繰り返しをしたのは、”坂の上の雲”と言う作品である。その後の作品は、あまり読んでいないが、”街道を往く”は、是非読みたい作品である。司馬作品に何か物足りなさを感じた時に出会ったのが、藤沢周平の作品である。