話は飛ぶが、26歳の頃、ある生命保険会社に入社した。研修の中で机上教育があり、自分の隣に座った人が、北九州に本社のある地元では有名な電気会社の6男であった。なぜわかったかと言うと、北九州出身で苗字が、その電気会社と同じである。東京弁で話すが、山の手の人が使う言葉で、話し方が、雅やかで何より驚いたのは、いつも膝に白いハンカチを置き、食事が終わるとそれで丁寧に拭いていたことで、ちょっと自分とは、生まれが違うと思った。ある日意を決して聞くと、やはり、その電気会社の息子だった。その彼は、現場の主任になり、1年で辞めた。その理由は、現場の事務所が、会社らしくないと言う事であった。当時営業所は、女性が多くオバタリアン的な人が多く、机の上は、菓子だらけ、営業所内でペチャクチャしゃべり中々腰を上げない雰囲気の現場だったらしい。庶民と山の手のお坊ちゃんでは、肌が合わないはずである。今までの話の中で、鳩山由起夫、鳩山邦夫兄弟の一端が、少なからずわかるのではなかろうか。